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Nのために。ドラマは終わったのにまだ感想書きますw [ドラマ]

奈央子の電話のシーンとメールね、あれ、誤解しちゃいますよね。西崎さん的には。
もちろん、見てるこっちもですよ。

でも、よく思い返すと
メールで、不安なの、と書いていました。
もしも、野口から逃げ出したいなら、「不安なの」じゃなくて、「怖いの」、「逃げたいの」と書きますよね。
ちょっと違和感はそのときあったけど、スルーしてしまっていました。

そのシーンも
野口に見つかっちゃうよ!という切迫感があったので、
なんとなく引っかかったのもすぐにどこかへ行ってしまってました。

そして、外食先で電話ボックスから西崎さんに電話をかけて、
花屋の恰好をして連れ出してというのは、
奈央子からすれば、当日うちにいるはずの希美を連れ出してということですが、
西崎さんにしてみれば、当然奈央子を連れ出すものだと勘違い。

あのときも、旦那から逃げたいならとりあえずもっと遠いところまで今逃げて
旦那を巻いてから電話すればいいのに、と思ったのですが、
それもまた冷徹な表情の野口がガラスに映ったので
そんな違和感もすぐに消し飛んだのでした・・・・・。

やられましたね~。

希美が安藤を好きだったのではという思いはずっと消えません。
そして心底頼れるのは成瀬くんだった。
病気の希美は安藤を引き込むのがいやだったと思うし、
成瀬くんとならこれから病気を治すことに専念して静かに暮らせそうです。

とすると、もしも、希美が病気ではなかったら・・・・。

希美はやはり好きだった安藤と世界を渡り歩いたり、
上を向く、もっと上に行く という信条通りの人生だったかもしれません。

やっぱ、好きだったんだな~、
一生懸命になれたもん。安藤に。

一生懸命に守れたよね。

外からのチェーンのことも内緒にしてって成瀬くんにすぐに言ったし。

それ、「その人の知らないところでの罪の共有」希美の究極の愛ですよね。

その二人を見たからこそ、成瀬くんは10年も希美に連絡を取らなかったんですよね・・・。

外からのチェーンは、西崎さんが直前に安藤に成瀬くんの存在を
希美にとって大切な存在であり
「なかなかいい青年」であることを告げたからでしたね。

だからあんな子供じみた賭けに出たんでした。

あのひとことがなければチェーンはされなかったし、この殺人は起きませんでした。
奈央子もひとこと、希美か野口にふたりの関係を問いただしていれば、
この殺人は起きませんでした。

そういう、ここがクリアされてれば起きませんでした、がたくさんちりばめられてるから
このドラマはおもしろかった。

でも、そんな勘違いや誤解の連続のドラマなだけに、
見方を変えたら「そんな馬鹿な」的ドラマでもあります。

そこを、この役者さんたちが演じ、この演出があって、このシーンがあっての
素晴らしいドラマになったという・・・。

味わい深かったですね。

原作もまた違った見方ができそうで
読もうかなと見当中です。
ドラマ観たあとの原作欲しさっていうのも珍しいと思うのですが。

これですよね~湊かなえさんの原作。


なんと、カバーの絵がかごの鳥なんですね!!
奈央子ですか・・・。

ふ~ん。

ってか、もう出てるのですね。ブルーレイとDVD!!
どうしましょ。

買いますか?

買う人多いでしょうね~。



たまりませんね。

DVDならこっちですね。



オリジナルサウンドトラック



はぁ・・・。素敵です。どうしよ、まずは原作か。
でも、原作は全然違うよ、とか。
奈央子の怒りシーン半端なく病的な罵倒だったとか聞くし。

原作とドラマは別物と割り切ってブルーレイ保存だけにしますか。でもやっぱり原作も気になるんですよね。

今、地元の図書館の蔵書検索しましたw
2冊しかなくて予約がいっぱいだ~。

う~ん。予約するかぁ?








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